
本宮・速玉・那智の熊野三山を詣でた参詣者は、熊野那智大社から「大雲取越」「小雲取越」を経て本宮へと向かい、中辺路を帰途につきました。
大雲取越はその名の通り雲をつくような峠を越すコースで、厳しい上り下りが待ち受けます。小雲取越は比較的ゆるやかですが、途中の小口で1泊して歩くことをおすすめします。


歩行距離:14.5km
歩行時間:約5.5時間 所要時間:約7時間
大雲取越は、その名の通り雲の中へと上るように急な坂道がある厳しいコースです。
青岸渡寺をスタートし、舟見峠へと登り詰めアップダウンを繰り返します。越前峠からは、「胴切坂」などの石畳が残る急坂を下り、小口の里へと到着します。
苔生した石仏や「円座石」など、熊野の神秘的な雰囲気が感じられるコースです。
青岸渡寺、舟見茶屋跡、円座石
和歌山県街道マップ
大雲取越|熊野那智大社(那智勝浦町)〜小口(熊野川町)


歩行距離:13km
歩行時間:約4.5時間 所要時間:約6時間
小雲取越は、小口から本宮へ向かうコースです。大雲取越に比べれば比較的ゆるやかで、快適なハイキングが楽しめます。途中には茶屋跡が点在し、「百間ぐら」では熊野の山々の雄大な眺望が楽しめます。
小口をスタートし、「小和瀬渡し場跡」から桜峠への上りが続きます。その後は快適な尾根道が続き、眺望の良い「百間ぐら」を過ぎれば緩やかな下りで本宮町請川に到着です。
桜茶屋跡、百間ぐら
和歌山県街道マップ
小雲取越|小口(熊野川町)〜請川(本宮町)