熊野大辞典HOME>熊野をめぐるおすすめコース>大雲取周遊コース
熊野那智大社から本宮への帰り道が、大雲取越え・小雲取越ですが、特に那智大社と熊野川町小口の間の大雲取越は難所の一つです。
このコースでは、熊野川町小口をスタート・ゴールとした周回ウォークコースです。
熊野古道の雰囲気がよく残り、円座石(わろうだいし)や道中の石碑など、大雲取越の雰囲気を味わえ、春には桜も美しいコースです。
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小口へはバスもありますが、非常に便数も少ないので、できれば車で行った方がいいでしょう。
このコースはスタートとゴールが一緒なので、小口自然の家に車を駐車しでスタートします。
※各地より小口への距離
| 新宮より | 約25km | 約40分 |
|---|---|---|
| 勝浦温泉より | 約40km | 約1時間 |
| 本宮温泉郷 | 約25km | 約40分 |
小口自然の家からは、車道に上がり橋を渡って古道入口まですぐです。案内板に沿って歩きましょう。
古道の入口には案内板があり、いきなり階段の登りです。苔などで滑りやすいので、気を付けて上っていきましょう。
少し山中にはいると、古道の雰囲気いっぱいの石段が残されています。雰囲気はいいのですが、ほとんどずっと登りなので覚悟(?)してください。
入口から20分ほど上ると、熊野古道の写真としてよく使われている「円座石」があります。
「わろうだ」とは昔の円形の座布団のことで、大石の上に熊野の神々が座って談笑したり、お茶を飲んだといわれている。大石には梵字三字(阿弥陀仏・薬師仏・観音仏)がほられています。
円座石から中根旅籠跡・楠の久保旅籠跡と上っていきます。
ところどころに住居跡らしき平坦地や石垣が残っています。
また、道中には石碑などがところどころにあり、古道気分を満喫できます。
「楠の久保旅籠跡」から5分ほどで、兵連・大山方面への分岐があります。
このまま古道を上っていくと熊野那智大社ですが、難所で有名な「越前峠」があり、かなりの急坂になっていきます。
分岐からは林の中を下っていきますが、30分程の長い下りなのであわてないように。しばらく下ると視界が開け、大山の集落に出ます。そのまま川に向かって下っていくと、兵連の堰堤が川上に見えてきます。橋を渡って堰堤に行ってみましょう。桜の時期は特に美しく、ここでお弁当を広げるのがオススメです。
兵連堰堤からは、川沿いの車道を通って小口自然の家へ帰ります。
小口自然の家までは40分ほどかかりますが、桜の時期には、あちこちに植えられた桜が美しく退屈しません。途中には、右の写真のような見事な桜並木もあります。
このコースは熊野古道らしい石段が残され、苔むした「円座石」などがあり古道気分を満喫できますが、スタート地まで帰る周回コースのため、帰りの半分は古道から離れてしまいます。
しかし、兵連堰堤から小口自然の家まではたくさんの桜が植えられており、春には川の美しさと合わせて爽やかな気分で帰り道を歩くことができるでしょう。3月末〜4月上旬がいちばんのおすすめ時期です。