熊野フォトギャラリー南紀熊野フォトコンテスト入賞作品

佳  作

「イルカ群」
谷口真一

(撮影場所:太地町・畠尻湾)

太地のイルカの群を望遠でうまく引っ張り成功した。
湾内に追い込まれたイルカが、しぶきを上げたところを捉えた点が興味深い。水面を少しトリミングすれば一層良くなる。

「僕も写して」
池下左近

(撮影場所:上富田町・田中)

大賀ハスを手前に取り入れ、バックに新興住宅を配し人物の入れ方も良好だ。手前のボケた物体が効いて居り、ステッキを持った人の仕草が興味深い。

「砂浜に舞う」
山本富久

(撮影場所:日置川町・志原海岸)

日の出神社の祭礼の一こま。砂浜で踊る勢子のフォルムが面白い。
右側に飾り花を持った若者と左の人物の対比を的確に捉えた点が良かった。ワイドレンズの使い方が巧い。

「恋人岬」
矢口勝士

(撮影場所:すさみ町・陸の黒島・沖の黒島)

不思議な風景写真だ。少し大げさだが鳴門の渦潮を想起する。
これもカメラマンのねばりが功を奏したのだと思う。縦位置にしたのが成功の要因だ。

「天神崎の落日」
谷中よしお

(撮影場所:田辺市・天神崎)

天神崎の落日にふさわしい構成的に秀れた作品だ。
空のスペースの入れ方が上手でこの画面に合っている。太陽の位置が特に良い。

「望楼の芝焼き」
矢口とし子

(撮影場所:串本町・潮岬)

大分高いところから写されたのだろうか。カメラのポジションが良く、特に上部の空の部分を多く取り入れ、下の芝焼きを小さく扱った作者の手腕を評価したい。
スケールの大きな作品だ。

「山は火の海」
千葉喜康

(撮影場所:新宮市・神倉神社)

名高い神倉神社の御灯祭りだ。今まで良く見る手法とちょっと一味違う感じがする。鳥居の上部の群れから人々の雄叫びを感じる神秘的な作品だ。

「新緑と滝」
小森閲男

(撮影場所:大塔村・安川渓谷)

深山にある滝だろうか。宗教的な色彩を感じる。滝を中心よりはずし、左側にもってきた点が良かったと思う。

「日没近し」
中峯昭三

(撮影場所:白浜町・臨海)

日没間近の白浜の海岸の風景を叙情豊かに撮っている。
釣り人の取り入れ方も巧く、太陽の位置も良い。典型的な円月島の風景だ。縦位置にしたのが成功の要因だ。

南紀熊野フォトコンテスト

HOME