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南紀熊野だより・東 2000年 第4号 (9月8日)


湯煙に揺れる“”の花

 本宮町「湯の峰温泉」では、旅館の玄関先と二階のベランダなど、道路沿い約100mに渡って花が咲き始め、観光客の目を楽しませています。

 この花は“宮城野(みやぎの)萩”という品種で、昭和45年に旅館を建て替えた際、記念に植えられたものです。その後、挿し木により増やされ今では約2,000本になっています。

 萩は秋の七草の一種で、白やピンクの小さな蝶形花がこぼれんばかりに咲き、しだれながら湯煙の風にそよぐ風情は、ひなびた「湯の峰温泉」の情緒を一層かもし出し、秋の訪れを感じさせてくれます。

老舗旅館の“宮城野萩”
1階と2階の間から生えてるように見えます。

てんとう虫を見つけました。
もうそろそろ冬眠の季節。


「湯の峰温泉」のご案内

 この「湯の峰温泉」は、今から1800年も昔に発見されたという温泉で、日本最古の温泉として、また歌舞伎や人形浄瑠璃で知られるとの切ない伝説も伝わり、歴史とロマンあふれる湯として人気があります。

 その伝説とは、足利時代、毒を盛られた小栗判官は遊女の助けでこの湯につかり、一命をとりとめました。この遊女こそ、流浪の身となっていた妻の照手姫だったというものです。

 そして、湯煙たちのぼる湯の谷川に「つぼ湯」と呼ばれるところがあり、1日に7回も色が変わる不思議な湯でも知られ、小栗判官が浸かった湯と言われています。入浴料は一人260円。浴槽は小さくて、二人程度しか入浴出来ませんが、はるか昔に思いを馳せながら歴史とお湯に浸ってみてはいかがでしょうか。

ここが“つぼ湯”
この“つぼ湯”が1日に7度も色が変わるといわれています。

温泉に入った後の地元の本宮牛乳を使ったソフトクリームは、最高においしかった。

カップルが覗いているところが“湯筒”。90度の温泉が湧いています。(決して手などを入れないでください)
 時々、地元の人が、山菜などをゆでています。このときは卵をゆでましたが、サツマイモもゆでるとおいしいですよ。(卵は約10分でゆであがります。)


 

観光情報・問い合わせ先

本宮町観光協会
TEL 0735−42−0735
ホームページ http://www2.cypress.ne.jp/kk-hongu/

交通案内

・JR紀伊田辺駅下車、駅前からJRバスに乗車し約1時間40分。湯の峰温泉下車。
・JR新宮駅下車、駅前からバスに乗車。熊野交通バス・・・川湯温泉経由 湯の峰温泉行。奈良交通バス、JRバス・・・湯の峰経由熊野本宮方面行で約1時間。湯の峰温泉下車。


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