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南紀熊野だより・東 第19号 (2001年12月27日)


初日の出を見るなら

水平線のかなたから上る太陽はまるで新しい世界を作り出すがごとき輝いている。古代から人は、太陽を崇めてきた。まるでこの輝きは黄泉の国からの贈り物のよう。熊野の地で太陽の光を浴びて、いま蘇えろう。

古座川町田原の朝日

熊野灘から昇る朝日

新宮市
神倉山(神倉神社) 日本書紀で熊野神邑の天の磐盾と記された千穂ヶ峰西端のごとびき岩を御神体として祀る神倉神社。新宮市街地を眼下にまた熊野川河口を金色に染める。
王子ヶ浜 新宮市の東方に広がる太平洋を一望でき、遮るものはない。まさしく海から太陽が昇る
那智勝浦町
那智の浜 近年海岸整備された那智の浜。近くには町営温泉「丹敷の湯」がある。
那智山見晴台 熊野灘から串本まで見渡せる見晴台は、日の出を見るには絶好の場所。近くには、那智大社や青岸渡寺などがある。
太地町
梶取崎 白い燈台を背景にその彼方の水平線から昇る太陽は絶景。
灯明崎 灯明崎は、古式捕鯨発祥の地にあってわが国で初めて鯨油を用いた行灯式燈明台や、回遊する鯨を発見しその動きを海上の捕鯨船に伝えた山見台。
古座町
荒船海岸 奇岩や怪石が約3キロにわたり広がる海岸から太平洋を金色に染めて昇る朝日が望める。遊歩道展望台からは壮大なパノラマが眺望できる
西向(重畳山) 太平洋から昇る朝日は、かつて熊野水軍の本拠地があったといわれる九龍島(くろしま)や鯛の形をした鯛島を浮かび上がらせる。
田原海岸 森戸崎の島々をシルエットに水平線から登る朝日。特に底冷えのする冬の早朝、黄金色に輝く海霧の中、漁船や島が朝日に照らされ浮かび上がる様は、異次元の世界。
串本町
潮岬 本州最南端。水平線の丸みを感じながら昇る朝日を見ることができる。潮の岬燈台や観光タワー、望楼の芝があり、初日の出を見る人気スポットのひとつ。
大島・樫野崎燈台 日本最古の石造り洋式燈台が今も残る樫野崎は、大島の東端。
大島へは橋もかかり、日の出スポットがひとつ増えた。
橋杭岩 弘法大師と天邪鬼の伝説が残る和歌山を代表する名勝。橋杭岩が朝焼けの中に浮かび上がるシルエットはまさに絶景!

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