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南紀熊野だより・東 第22号 (2002年3月1日)


温暖多雨の熊野が生んだ蜜柑のともだち
熊野の山奥深い村里でのんびり、じっくり育ったじゃばら達、決して憎めない顔をした彼らのその優しい香りが疲れた体を癒してくれる

この田舎者の果実じゃばらが、今全国的に人気者になりつつある。 “じゃばらは花粉症に効く!”とのうわさが口コミで広がっているのだ。この時季、花粉症にお悩みの方是非お試しを!
和歌山と 奈良との境を流れ
景色すぐれし 北山川の
激流さかまく あの音乗りを
流していきます 筏ぶし

春なれば 若葉五月に夏ほととぎす
秋は鮎釣り 紅葉の錦
岩間隠れに あのおし鳥の
遊ぶ瀞峡の 冬景色(北山村“筏ぶし”)

“じゃばら”は筏ぶしに唄われる、和歌山県東牟婁郡北山村に古くから縁起物果実として珍重されてきた柚子近縁の珍種蜜柑である。
一見気の毒な程、でこぼこした黄色のこの柑橘(かんきつ)を食してみると…なんてまあ、素朴で清涼感あふれる味わいなのだろう。(注意:じゃばらはみかんのように皮をむいてそのまま食べることはできません。強い酸味と渋み、独特の香りに抵抗を感じてしまいます→でも慣れるとホントいい香り☆熊野地方にはこういった独特の香を放つ不思議な食が多い。)

北山村は、三重県と奈良県に囲まれた全国唯一の飛び地の村で、昔、平家の落ち武者が隠れ住んだところと伝えられる交通不便な山村である。
そのため、ここにこのような柑橘があることは、地元の人以外には全く知られていなかったようだ。
 それが今日に至って、北山村の特産品として様々な加工品(ドリンク、ジャム、ポン酢、ワイン等)を生産し、じゃばら製品を全国に発送している。


=体験コーナー=
果汁たっぷりのじゃばら果実を使ってヨーグルトを作りました。

詳しくは北山村ホームページへ
使用した材料(分量はお好みによって)

じゃばら果実2個分の絞り汁、果汁と同量のはちみつ、牛乳(500cc)
作り方(どえらい簡単やで)

上記の材料を軽く混ぜ合わせ、ラップで蓋をして一晩冷蔵庫にいれておく。
出来あがり…

翌朝、おいしいおいしい飲むヨーグルトができました。
二日酔いの方にも、女性にも大人気のさわやか柑橘ヨーグルト。
最初は皆怪しんで飲んでいたけど、“おいしい!”顔が沢山見れました。
癖になりそうです(^^) 大成功!

皆様の町に、ご家庭に幸せいっぱい、元気いっぱいのじゃばらの笑い声が広がることを願って…

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