熊野あちこちレポート熊野だよりバックナンバー
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南紀熊野だより・東 第24号 (2002年3月26日)


ほんまもんの舞台・熊野の桜

新宮市 丹鶴城公園・神倉山・高田望郷桜林
熊野川町 兵蓮堰堤
本宮町 大斎原(おおゆのはら)・七越の峰(ななこしのみね)
古座川町 七川ダム
春は、始まり、出発、出会い・・・人はそれぞれこの言葉を熱く優しい思いで受けとめ、新たな1年のスタートをきるのだろう。そして思い出と共にそのひとコマ、ひとコマが青空に映る淡い桜の花びらのような美しく清らかなものであってほしいと願う。
さあ、まちにまった春だ!
山里に漂う花の香り、空に向い緩やかな波をたてて連なる熊野の山の息吹を感じに出掛けてみよう。




夜桜
新宮城(丹鶴城公園)
浅野氏一代、水野氏十代にわたって約270年続いた新宮城の歴史漂うその石垣137段をかけあがり、息を弾ませながら城跡に立ってみると北は熊野川、南は熊野灘と新宮の町並みが眺望できる。ここに立った当時の城主は一体何を見つめ、何を願っていたのだろうか。
見つめる風景が更に感慨深くなる。
毎年約200本のソメイヨシノを咲かせるこの城跡は、夕刻には提灯のライトを浴び多くの人で賑わう市民の憩いの場所でもある。
熊野の歴史と悠久の川を見下ろす城址に立って自然の風にふかれてみよう。


神倉山
朝ドラ「ほんまもん」の中で木葉の父一路が母千里を電話で呼び出し、大阪に料理店を出す決心を語った場所がこの神倉神社だ。
親子の人生の再出発地点、そしてこのドラマの始まりともいえる神倉山での誓いのような、美しく素朴な桜に出会えるだろう。
新宮市内から見上げると朱色の社の傍ら薄ピンクに色づき始めた木が神倉山に浮かび上がっている。

高田望郷桜林
国道から山道を登り、(それはまるで頂上を目指すジェットコースターの徐行の様だった)山間の中腹にある沢を過ぎ、だんだんと熊野の山に入っていくと望郷桜林がある。うぐいす達の歓声が峰々にこだましている。満開の桜とうぐいす、なんと贅沢な!彼らは熊野の山中に春の歓びを暖かい風にのせて轟かせているのだ。

大斎原(おおゆのはら)
明治22年(1889)の大洪水まで鎮座した熊野本宮大社の旧社地で、平成12年、大斎原にはかつての壮大な社地を偲ばせる日本一の大鳥居が建てられた。春には清楚な桜で彩られる。

七越の峰(ななこしのみね)
熊野川のダイナミックのパノラマが魅力の「七越の峰」は、当町の名勝八景であると共に、「熊野詣」で有名な熊野本宮大社跡地“大斎原”を含めた本宮地内が一望できます。また、熊野山岳信仰の地として、現在も史跡が点在しており、特に桜の開花の季節には500本に及ぶともいわれる桜の木と展望からたくさんの見物客が訪れます。

兵連堰堤(ひょうれんえんてい)
昭和36年の大水害による河川復旧工事の際、堰堤によって出来た平地に地元の若者たちが植樹した桜が今では名勝地として穴場スポットになっている。

七川ダム
毎年恒例の、七川ダム湖畔・佐田の桜まつりは3月31日に開催予定です。
七川ダムライブカメラ

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