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南紀熊野だより・東 第26号 (2002年5月23日)

“紀州の海で大きく育て!” 美しく、美味しい海の資源
ヒオウギ貝

“ヒオウギ貝”ってご存知ですか?
緋扇(ヒオウギ)貝は、その名前のとおり扇形で、昔、公卿や殿上人が用いた最も優美な扇(檜扇)に似ている色彩豊富な美しい貝です。
ホタテ貝と同じイタヤガイ科に属する二枚貝で暖かい海域の湾口近くの岩礁に棲息します。
和歌山県では、田辺湾、浦神湾、森浦湾、那智湾等に分布。
一般家庭の食卓であまり見かけませんが、特に温泉地、那智勝浦町の温泉旅館、民宿、料理飲食店などで食することが出来ます。
またこれからの季節、海や河原でバーベキューをするとき、炭火で焼き貝にして食するのも大人気!世界中で最も色彩豊富な美しい貝と云われています。
        


バーベキューでその味を賞味したことがあるという
アイちゃんが、勝浦の漁港近くの海産物店でヒオウギ貝を買ってきてくれました。殻長約8cm(種苗から約1年でこのサイズになるそうです)の貝がパカパカ口を開きます。
1個100円程です、海からの付着物をいっぱいつけてあまり綺麗とは言えないなぁ…ちょっとがっかり(- -;)
でも、殻を開けてみたら内側はこんなに鮮やかでした^^
(前もって予約しておくと綺麗に磨いてくれる所もあるそうです)

―調理方法―
ボイルと焼き貝に挑戦しました。味付けをしなくても貝の持ち味で軟らかく甘い貝柱を賞味できます。やや半生程度とするのがコツです。

焼く

ゆでる
※ その他にも造りや酢の物、鍋、てんぷらにしてもおいしくいただけます。

ごちそうさまでした。
食べた後は貝殻を何に使おうかな。磯の香にのって波の音がきこえてきそう。
さあ、貝探しに港町まで出掛けてみよう!


ヒオウギの歴史
 本州南部以南の暖かい海域で水深20mくらいまでの浅い海底に棲息する。
 (特に真珠養殖の盛んな地域に分布)
 貝殻の色….赤、黄、紫、橙、茶等

○栽培漁業について
和歌山県における天然のヒオウギの棲息量は少なく、漁師でさえその味も名前も知らない人が多かった。
昭和45年に県の水産増殖試験場で全国初めての人工種苗生産に成功し、各地で養殖試験が開始され、次第にその名が知られはじめた。
昭和54年に県栽培漁業センターが建設され、主に那智勝浦町と太地町において養殖されているが、需要は低迷気味である。

☆もっと見たい!もっと知りたい!ヒオウギ貝☆
ヒオウギ養殖オーナー募集のチラシ
http://www.wakayama.go.jp/Hiougi.pdf


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