| 熊野あちこちレポート>熊野だよりバックナンバー |
| 情報内容は取材当時のものなので、変わっている場合があります。ご注意下さい。 |
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| 今回は「間伐体験」をしてきました。熊野川町で森林の管理を請け負っている上野さんの指導のもと、山の大切さ、山と川と海がつながっていること、ただ単に水の流れを言うのではなく自然界の摂理も深く関わっていることや、森林の効用(水源涵養・土砂崩れ防止)についてのことなどなど、いろいろ話をしていただきました。また間伐の指導もわかりやすく、大変楽しく間伐の体験をさせてもらいました。 |
| なぜ間伐が必要なの? 間伐がされてない山では木の成長が悪く、形質の悪い木や病木が増え、結果として木材としての価値が下がってしまいます。さらに下草が生えないため表面の肥えた土がすっかり流されてしまい、その土地の地力を落とすだけでなく、国土の保全という意味でも重大な影響を及ぼします。 森林を健全にし、良好な木材を生産するためには、山の中の本数を減らし、1本あたりの成長量を増やしてやること、また形質の悪い木などを取り除いてばらつきのない健全な山をつくることが必要です。これらの作業「間伐」は人工林にとっては欠くことのできない作業なのです。 間伐が遅れると ↓ 林内の木の密度が高くなる ↓ 林内に光が入らず、薄暗くなる ↓ 下草も生えず、下枝が枯れあがる ↓ 生育の悪い木や病木、枯木が増える ↓ 森林のもつ機能も価値も低下する |
| 間伐材の行方 間伐された木はただ切り捨てられるだけではありません。足場丸太や土木用の資材、テーブルや椅子、アスレチック施設などの材料となるほか、幅広く使われています。 |
| まずはじめに・・・ |
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インストラクターの上野さんです。すごく気さくな方でした。 |
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いざ、作業場へ出発。現場までの道は結構整備されています。 |
| 現場へ到着 |
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現場へ到着。なんか薄暗くて、山肌は石がごろごろ、土が流れてて荒れてるって感じ。 |
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コーディネーターの島村さんから間伐体験の説明を受けました。まずはじめに安全確保をすることが大切。間伐地の選定や間伐する木の選定方法等々、また間伐の仕方についてわかりやすく説明してくれました。 |
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まず、10ヘクタールの中に何本の木が生えているかを調べました。30年生の木では、適正な木の数があってそれに基づいて不要な木、商品にならないような木を間伐します。 |
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今回の場所では底地10ヘクタールの中に45本の木があり30年生の木で高さ16m〜20mでした。このことから10本は、切らなくてはならないそうです。 |
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どの木を切ろうか、間伐する木を選定しています。 |
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まずはじめにインストラクターが見本に間伐をしました。 |
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これが「受け口」という切り込みです。倒す方向に切り口をつくります。 |
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倒す反対の方向から切ってゆき(追い)、真ん中を少し残します。 これを「つる」といいます。 |
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「つる」を残すことで安全に倒すことができます。 この後ゆっくりと倒す方向を確認しながら木を押し倒すように手で押します。少しずつ少しづつ追い口を深くしていくと徐々に木が倒れていきます。倒れる方向がずれたりしたときは、倒す方向の反対側を切ると修正できます。 |
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これが倒れた後です。倒した木は直径15センチメートルほどでしたが、木が倒れていくときの音と、地面に横たわるときの音はかなり迫力がありました。 |
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これは樹齢を数えています。約34年ほどたった木でした。 |
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方角を調べています。学校では年輪の幅が広い方が南であると教えてもらいましたが、少し違ってました。インストラクターやコーディネーターの話によると、方角よりも日の当たる方、明るい方が年輪の幅が広がるので一概に年輪の幅が広いのは南になるとは限らないのだそうです。 |
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ひととおり説明や間伐の方法を見せてもらい、体験させていただきました。ノコギリを使うのは苦手ではないので切るのは楽しかった、斜めに入れるのは少しコツがいったけど。最初につくる「受け口」が深くつくりすぎた感じ。でも、うまく倒したい方向に倒れてくれました。「爽快!」 |
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全員で10本あまり間伐をしました。空が開けて明るくなり山の中に太陽の光が入るようになりました。これで下草もはえ土の流出や土が肥えていくということだそうです。 |
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倒した木を計っています。この木は14メートルでした。 |
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最後に参加者が感想を披露して解散しました。 今回体験したみなさんは、大変すばらしい顔をしていました。木を倒したときの爽快感は、みんな同じようです。 また私達は体験で終わりましたが、これを仕事として毎日するのはとても大変なことだと思いました。 この体験をもっといろんな人にしてもらうことで、山を守ることは川・海を守ること、そして私達の生活を守ることにつながることを間伐体験を通して感じてほしいと思います。 |
| 間伐体験の問い合わせ先 ほんまもん体験倶楽部 電話073−484―2366 体験期間=通年 |