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旅館北山館


質の良い紀州杉の産地として有名な北山村は、古くから林業で栄えてきました。伐採された木材を筏に組んで下流の集積地新宮まで、難所の多い北山川を、商品に傷つけることなく巧みに操って運搬していました。当時は多くの村民がこの筏流しに携わっており、彼らは筏師と呼ばれ、その技は全国に知れ渡っていたということです。時代の流れで、昭和40年に建設された小森ダムによって、筏による木材の運搬は廃止され、筏師は廃業しましたが、今でも元筏師が数多く暮らしています。
小森ダム
周辺のダム湖
北山館の外観
北山館の外観
山深い北山村で宿屋を営む「北山館」さんの家も、先祖は筏師だったそうです。
現在のご主人の先々代の頃(大正時代)、ここで宿を始められたということで、時代を感じさせる旅館の建物は、まるで、映画の中で金田一耕助が滞在する旅館のようなノスタルジックなムードを漂わせています。
北山館のご主人(店内にて)
食堂として営業している訳では無いですが、ちゃんとテーブル席があります。
北山村の中心地は、ダム湖の辺に位置しているため、ルアーフィッシングの愛好者にとっては、絶好の釣り場にもなっています。
最近では、「北山館」さんのところにも、ブラックバス釣りに来た若いお客さんが、よく訪れるということです。

この「北山館」さんのご主人が焼いてくれるうなぎの蒲焼きが旨いという評判を知り、予約すればお食事だけでも用意してくれるという情報を得ました。
確認したところ、準備に最低1時間以上かかるので、必ず予約が必要ですが、承っていますということなので取材してきました。


ドカーン!と登場したのが評判の、うなぎ蒲焼き特大盛り3匹分(4500円)

これはビールが欲しくなりますね!食べてみると、絶妙な味加減のタレが炭火に燻されて鰻の香ばしさと炭の香りがグーンと広がります。評判に納得!味のいい小さめのものを選んでいるという鰻は天然ものではありませんが、引き締まっており、食感は弾力が強く、特に皮がシコシコしていて旨味がたっぷりでした。天然鰻かと思った程です。昔は北山川でも天然鰻がよく捕れたのですが、近年は減少しているそうです。調理法は蒸さずに生から焼く関西風。やや甘口で照りのある特製タレの味は白御飯にピッタリだと思います。

うなぎの蒲焼き大盛り
↓ 鰻蒲焼き1人前は単品で900円です。
うなぎの蒲焼き
↓ こちらは、鰻1匹分の蒲焼き(単品で1500円)うなぎの蒲焼き1匹

鰻丼は1200円、鰻重は2000円とのことです。
外への持ち出しも可能ですが、お店でお召し上がり頂く場合は、お吸い物とお漬物が付きます。
(蒲焼きに御飯を付ける場合は別料金です。)


  空いていれば二階の座敷もご利用頂けます。→
二階のお座敷


種類旅館、お食事
場所  マピオン地図北山村大沼109  TEL 0735-49-2001 FAX 0735-49-2393
お食事の営業時間11:00〜13:00  17:00〜20:00
休業日不定
予約お食事は予約が必要です。
駐車場6〜7台ぐらい(無料)
人数4人用テーブル2セットと2人用1セットで10人、
2階の座敷は15人ぐらいまで入れます。
お客さんのタイプ旅行者、釣り客、仕事で来られたお客さんなどが多いとのこと
平均的な予算1200円ぐらい
人気の商品うなぎの蒲焼き、鰻丼、鮎塩焼き
  • 食堂として常時営業している訳ではありませんので、必ずご予約下さい。(宿泊客の都合等で承れない場合もありますこと、ご了承下さい。)
  • ご主人が一人で焼いていますので、一度に用意できるのは15人前ぐらいが限度ということです。
  • 鰻の他にも、季節の食材を使用した料理(天然鮎の塩焼き、鹿刺身など)が用意できる時もありますのでお尋ね下さいということでした。
  • 宿泊案内につきましては、こちらもご覧下さい

編集後記へ
(取材日:6/30/2003)

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