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料亭  縁(ゆかり)

黒潮の流れが育む熊野灘はおいしい魚介類に恵まれています。

ここ勝浦湾の海岸は、大自然の力でえぐるように堀り込まれ、切り立つ断崖・奇岩や島々に囲まれている天然の好漁港です。その景観は雄大で美しく紀の松島とも呼ばれます。
古くからカツオ、サンマや近海マグロ漁等の基地として栄えてきました。

勝浦漁港
勝浦漁港
お店の外観
お店の外観
この南紀勝浦に来たなら是非食べてほしい一つが、やっぱりマグロですね。

近海で捕れるマグロには、一番大型で高級な本マグロ(クロマグロ)、美味しいメバチマグロ、やや小型のキハダマグロ、地元で最もポピュラーな小型のトンボシビ(ビン長マグロ)などがあります。
それぞれに味の特徴や時期に違いがありますが、鮮度が良い上等のものは、どれも驚くほど美味しいのです。

漁師として勝浦の海と魚を知り尽くしている渡船屋「太師丸」さんが、平成14年6月にオープンした料亭縁(ゆかり)というお店が、地元の新鮮な天然魚介類を中心に100種類以上のメニューを出していることで評判を呼び、料金も手頃で、とても美味しいと人気が急上昇しているということです。
味がいいから漁業関係者の客も多く、お店が綺麗で盛り付けも美しいとのことで地元女性のグループ客も多いそうですよ。

大トロお造りと炙りトロ大トロ刺し(1500円)

大トロあぶり刺し
(1500円)



ジャーン!
これが、マグロの最高部位である腹身の部分、ご存じ大トロ!
大トロですよ!

しかも、
本マグロです!

地元でも滅多に口に出来ないくらい高値が付く物なのですが、この店では最高級である本マグロの大トロを、なんと!5切れ1500円という破格の料金で食べることが出来るのです。
また、最近巷で話題の「炙り」の方も同じく5切れ1500円です。本当にお得だと思います。
大トロ刺し
大トロ刺し
とろけるような大トロ刺しは鮮度の良さが売りで、「油が乗ってて旨い。」という言葉だけでは表現が足りません!何ともいえない上品な油の風味が広がって鼻から頭にふわーっと通り抜けていく感じです。この一瞬、「幸せ〜」が実感出来ますよ。
これを食べられない人は気の毒ですね。
大トロあぶり刺し
大トロあぶり刺し

金網でサッと炙られた大トロあぶり刺しは、少し油が落ちて香ばしい備長炭の風味が程良く加わります。中は半生ですが表面には少し締まりが出るので、生の大トロ刺しが苦手な方にも親しみやすいかもしれませんね。いくら食べても飽きない美味しさでした。これも大変な美味です。

本鮪カマトロステーキ(1200円)

本マグロのカマなので、さすがに分厚く、油も乗ってて旨みが濃厚です。

これを贅沢に塩胡椒とガーリックバター醤油でソテーしたステーキです。
すごいボリュームで切り口は厚い部分で4センチぐらいあったと思います。一人では食べきれないかもしれません。

本鮪カマトロステーキ
本鮪カマトロステーキ表面は焼き固まっていますが、カマトロと呼ばれるだけあって霜降り状に油が乗った中身は柔らかくてジューシー。箸でザクッと割れて中に詰まった肉汁が溢れます。ガーリックが効いているのと、素材の新鮮さとで魚の生臭さはまるで感じません. シンプルな味付けがいいですね。パリッとした焼き面は香ばしさが良く、また端の方は、アラ骨に付いた引き締まった身が旨いです。部分によって変化が楽しめ、これだけで満足できそうな一品でした。希少なので品切れになることもあります。
同様に新鮮で希少な本鮪ほほ肉ステーキ(1200円)というのも柔らかく濃厚な美味しさで大人気です。
南紀勝浦の鮪をワイルドに満喫したい方!これはお奨めですよ。



勝浦は、鯨の町で有名な太地町に隣接しており、古くは捕鯨に関わってきたこともあって、今でも近隣沿岸で捕れるマゴンドウ鯨や、調査捕鯨のミンク鯨、珍しい鯨の部位料理などを出している店が多いのです。この店でも様々なおいしい鯨料理がメニューに出ています。
奥側 くじらベーコン(800円)
前左 くじら尾ノ身刺し(1500円)
前右 くじらさえずり刺し(1500円)

この店のベーコンはマゴンドウ鯨の皮を湯がいてスライスしたものでコリコリしており、少し鯨臭がありますが、独特の旨味が油分に詰まっています。

マゴンドウの尾ノ身刺しは、地元の鯨好きが最も好む高級部位で、大型鯨の尾ノ身に比べると身が締まってやや弾力が強いのですが、やはり鯨肉の最高部位は、美味しいです。

鯨のお造り3種
鯨の尾の身珍しいさえずりはミンク鯨のの部分を湯がいたもので、希少であると同時にとても旨い部位として知られています。レースのように美しく向こうが透けて見える肉質の食感はふわっとしていて弾力があり素晴らしいですよ。生姜醤油がピッタリです。
これこそ珍味!
鯨好きには見逃せませんね。
鯨のさえずり
鯨のたたき鯨のたたき(1200円)

ゴンドウ鯨の綺麗な赤身部分をタタキにしています。殆ど筋の無い綺麗な赤身肉は、舌触りが滑らかで噛むと弾力があります。表面をタタキに炙っているので香ばしさが加わり、薬味とタレとの相性がとても良く鯨のクセが抑えられています。かなり大きめのカットで結構ボリュームがあるのですが、サッパリしていて美味しいので沢山食べられます。

鯨のてっぱくじらてっぱ
(500円)
鯨のてっぱ
「てっぱ」というのは鯨の手(胸ヒレ)付け根部分の皮だそうです。湯がいたものを薄くスライスしています。マヨネーズベースのピリ辛ソースを少し付けて食べます。食感は柔らかめでモチモチしており、ゼラチン質の様でサッパリしていて美味しいです。お酒のあてにとてもいいですね。
鯨の畝須にぎり
あぶりウネスのにぎり寿司(1カン500円)
鯨畝須のにぎり
おろし生姜が載っています。
ミンク鯨の喉から腹部にかけて縦縞になった襞状の表皮を畝須(ウネス)と言います。鯨ベーコンにもなる高級部位で、とても弾力が強くて旨味が凝縮されています。薄くスライスして備長炭でサッと炙っていますので香りがよく、貝の様な食感で噛むほどにまったりとした旨味が滲み出てきました。
とても旨かったです。

黒を基調とした現代的な雰囲気の店内は女性客にも好評の様です。
また、各個室の間仕切りは人数に合わせて自由にスライドさせることが出来ます。
個室
店内
お昼のメニュー
お昼のメニュー(店先にて)
も大人気だそうです。
 その他のメニュー(100種以上あります。)の一例
  • 造り盛り合わせ(5種盛り)・・・・・・1500円
  • 大トロにぎり・・・・・・・・・・・・・・・・・・500円(1カン)
  • 大トロあぶりのにぎり・・・・・・・・・・・・500円(1カン)
  • ねぎとろ巻き・・・・・・・・・・・・・・・・・1000円
  • にぎり盛り合わせ・・・・・・・・・・・・・・1200円〜
  • 地たこの唐揚げ・・・・・・・・・・・・・・・・700円
  • まぐろのカルパッチョ・・・・・・・・・・・・・・800円
  • 海老生春巻き・・・・・・・・・・・・・・・・・800円
  • 白身魚のクリーム煮・・・・・・・・・・・・・800円
  • パリパリサラダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・600円

  • お奨めの日替わりメニューも多数有ります。
   (消費税は別途必要です。)


種類料亭
場所  マピオン地図那智勝浦町築地8−8−1  TEL 0735-52-7022
営業時間■夜 17:00〜22:30(オーダーストップ)
 毎週木曜日休業

■お昼 11:00〜14:00(お昼は土、日、祭日のみ営業)
 ※ お昼の営業日が変更されました。↑↑↑
   (月、火、水、金曜のお昼は予約応相談)
予約可能(お席だけの予約も承ります。)
駐車場店の横に2台(無料)
人数カウンター8席、上り座敷4人用テーブル7卓(26人)
お客さんのタイプ全般(女性に人気があるそうです。)
平均的な予算(一人分)昼は600円〜1500円程度、夜は4〜5千円前後
人気の商品マグロ料理、鯨料理、寿司、日替わりおすすめメニュー
  • 各上がり座敷(個室)の間仕切りは自由に動かせますので少人数にも大人数(テーブルを連結すると30人ぐらいまで)にも対応できます。
  • 3800円(税別)の本日のおまかせコース(6品程度)も大人気です。
  • レディースセットは2500円〜、会席は4000円ぐらいから出来るそうです。
    (税別、要予約)
  • お昼の縁定食(1200円)はお造り、天ぷら、焼き物が含まれるそうです。
  • 当店のホームページ(渡船・筏 太師丸>>渡船案内)も是非ご覧下さい。

編集後記へ

(取材日:7/25/2003)

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